コラム|松竹大船調復活!

昨年末に公開された松竹配給「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(監督瀬々敬久、脚本岡田惠和)が1月9日、興行収入20億円突破した。動員も160万人を超えた。主演は人気の佐藤健と土屋太鳳。結婚式直前、病に倒れ意識不明となった花嫁と彼女を8年間待ち続けた新郎の奇跡の実話を描き“ハチハナ”ブームが巻き起こっている。12月16日公開だが、長期ロケを行った岡山県岡山市で1週間早く先行公開されて話題になっており、全国公開でブームに火がついた格好。その全国公開初日には「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」や日本映画の話題作を抑えて「ぴあ映画初日満足度ランキング」第一位の92・5点を獲得。週末興行収入ランキングは実写邦画で3週連続第一位を独走し、ついに公開4週目の9日大台突破となった。
また、コアな観客層である若い女性にとどまらず、幅広い層が足を運んでいる。SNSで情報が拡散して、まだまだ衰え知らずの勢い。松竹は「松竹大船調」といわれるラブ・ロマンスやホームドラマを得意とした映画会社。大船撮影所の所長だった城戸四郎元会長は現社長の迫本淳一社長の祖父である。