コラム|GG賞の黒いドレス

7日(現地時間)ビバリーヒルズで、アカデミー賞の前哨戦といわれる第75回ゴールデン・グローブ賞授賞式が行われた。昨年秋の大物プロデューサーに端を発したハリウッド・セクハラ問題は当日出席したアンジェリーナ・ジョリーやメリル・ストリープ300人の女優たちの黒いドレスに強い抗議の気持ちがこめられレッドカーペットを染めた。
オスカー女優のバーブラ・ストライサンドはインタビューで「セクハラや男女不平等に声をあげた出席者を誇りに思います」と答えた。デビュー前、映画監督から性的暴行を受けたことを公表したリース・ウィザースプーンは「沈黙を破った人たちに感謝します。セクハラや差別を受け黙るのは終わり。見て、聞いて、そしてそれを語ります」。
抗議はこれだけではなかった。男優陣も加わり、黒いタキシードのみならず頭のてっぺんからつま先まで真っ黒にした人たちも。「タイムズ・アップ」という性的被害者を救うキャンペーンとして呼びかけた。なお、作品賞(映画ドラマ部門)は「スリー・ビルボード」(20世紀フォックス・監督マーティン・マクドナー)で、フランシス・マクドーマンが主演女優賞など最多4冠受賞した。

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