2017年ヒット商品番付

日経МJは6日、「2017年ヒット商品番付」を発表。東西横綱は、生鮮宅配など領域を拡大した「アマゾン・エフェクト」と据え置き型の“スイッチ”が763万台売れた「任天堂ゲーム機」。東の大関・関脇・小結は「安室奈美恵」「GINZASIX」「シワ取り化粧品」、西は「AIスピーカー」「スタートトゥデイ“ゾゾタウン”」「睡眠負債商品」。東の前頭五枚目までは「ホンダ“N‐BOX”」「AbemaTV番組」「iphoneX」「うんこ漢字ドリル」「桐生祥秀」、西は「株高」「ウーバーイーツ」「ハンドスピナー」「“君の名は。”映像ソフト」「カズオ・イシグロ」。ようやく西前頭四枚目で映像部門が入った。昨年は東宝配給「君の名は。」の劇場公開で249億円というアニメ含む日本映画史上第2位の興行収入を記録。昨年の興収1位に加えて、東宝実写版「シン・ゴジラ」が82億円が第2位となり番付上位を独占した格好に比べれば、物足りない気はするが、ディズニーの実写版「美女と野獣」の123億円、東宝東和のアニメ「怪盗グルーのミニオン大脱走」とwB「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」がともに73億円超えするなど昨年比は微減にとどまり「2007年以来の邦洋逆転となり、例年以上の成績になるようだ」と12月1日行われた「映画の日」式典で、大谷信義映団連会長(松竹会長)があいさつしている。