米女優とセクハラ問題

ハリウッド女優ジェシカ・チャスティンが最新作「ユダヤ人を救った動物園~アントニーナが愛した命~」のプロモ―ションで来日した。ジェシカ・チャスティンは1977年生まれ。TV「ER緊急救命室」で人気となり、「ヘルプ~心がつなぐストーリー~」(11年)でアカデミー賞助演女優賞ノミネート、「ゼロ・ダーク・サーティ」(12年)でビン・ラディン暗殺を指揮するCIA分析官役でアカデミー賞主演女優賞ノミネート。「スノーホワイト/氷の王国」(16年)では女戦士、公開中の「女神の見えざる手」(16年)ではワシントンの花形ロビイストと、強く美しい女性を好んで演じている。
来日会見では、最近のハリウッドをにぎわすセクハラ問題について尋ねられ、『私たちは個々に自分の意見を発信できる興味深い時代に生きている。被害にあった女性たちがSNSで発信し続けたことが大きい。さらに他の女性も発信できたことで、希望を持てたし、セクハラ問題が公になるきっかけになった』とコメント。今までは難しかった問題がSNSのお陰で公になる時代になったと話した。
※「ユダヤ人を救った動物園」は12月15日よりTOHOシネマズみゆき座他公開。