2021年上期ヒット商品番付

『日経MJ』(日本経済新聞社発行)6月16日号は、「2021年上期ヒット商品番付」を発表した。コロナ禍のなか、さまざまな商品が技を繰り出し競い合って、東西の横綱から前頭まで出そろった。
東の横綱には「サステナブル商品」。コカ・コーラのラベルレス容器やユニクロの再生素材を使った衣料などサステナビリティーを意識した商品が相次いだ。消費者の支持も広がったのが理由。西の横綱には「買い物テック」。コロナ禍の非接触ニーズにデジタル対応する店舗が人気を集めた格好。日本マクドナルドはモバイルオーダーを約2800店に導入。ファミリーマートは無人決済店を開業。つづいて東西大関。東は「携帯新料金プラン」、西は「ノンアルコール飲料」。関脇の東は「郊外生活」、西は「シン・エヴァンゲリオン劇場版」。小結の東は「アサヒビール『スーパードライ 生ジョッキ缶』」、西は「帝国ホテル『サービスアパートメント』」。前頭筆頭の東は「ジェンダーレスファッション」、西は「テレワークスーツ」。同二枚目の東は「有機ELテレビ」、西は「パナソニック高級トースター『ビストロ』NT‐D700」。三枚目の東は「冷凍食品」、西は「呪術廻戦」などとなっている。