コラム|歌舞伎座スペシャルナイト

第30回東京国際映画祭プレゼンツ「歌舞伎座スペシャルナイト」が26日開かれた。久松猛朗フェスティバルディレクターが着飾ったゲストを出迎え、島谷能成東宝社長、迫本淳一松竹社長、多田憲之東映社長、井上伸一郎KADOKAWA専務はじめ、松岡功東宝名誉会長、大谷信義松竹会長(歌舞伎座社長)、岡田裕介東映グループ会長、角川歴彦KA
DOKAWA会長ら映画各社の幹部が勢揃いした。本年は、歌舞伎俳優市川海老蔵による歌舞伎舞踊「男伊達花廓」(製作松竹)が上演され、国際色豊かに埋め尽くされた客席から「成田屋!」のかけ声と大きな拍手を浴びていた。
映画上映は、大映第1回総天然色映画「地獄門 4Kデジタル復元版」(53年京都撮影所・監督衣笠貞之助。主演長谷川一夫、京マチ子)。第7回カンヌ国際映画祭でグランプリに輝き、審査委員長のジャン・コクトーに「これこそ美の到達点」と言わしめた作品。4Kデジタル復元版の完成度は最高でイーストマンカラーのポテンシャル(潜在能力)を引き出していた。色の発色も鮮やかで、とても64年前とは思えないほどの復元力だった。現在KADOKAWAが保有する大映作品には国際的にも評価の高い作品が多数ある。
来年の歌舞伎座スペシャルナイトが楽しみだ。