松竹㈱は12月20日、オフィシャルサイトで「松竹グループの劇場における新型コロナウイルス感染症対策について」の情報を更新した。映画館を運営している「㈱松竹マルチプレックスシアターズ」はすでに11月30日付で情報を更新しており、12月からもこれまで通り、劇場の空調設備については「興行場法」に基づき換気基準をすでにクリアし適切な換気・温湿度の調整を行っている。来場者へは、必ずマスク着用を呼びかけている。
演劇場についても、マスク着用の徹底を呼びかけている。さる8月から公演を再開した歌舞伎座については、12月まで四部制を実施してきた。2021年1月からは三部制公演(各部入れ替え、幕間あり、2演目)となる。観客の安全を第一に出演俳優と舞台関係者の健康にも万全を期すことを徹底。引き続き50%の座席使用を維持するが、この範囲内で2席並びの座席を一部のエリアで設定。短い幕間のため、必要最低限の水分補給を除いて、客席内での食事は控えるように呼びかけている。
また、検温や手指の消毒などの「協力のお願い」「劇場での取り組み」は従来通り実施する方針。新橋演舞場、大阪松竹座、京都南座についても興行形態に違いはあるものの、新型コロナウイルス対策は同様に実施している。
松竹グループ劇場の新型コロナ対策
