ハマるテレ東「王になった男」

現在、テレビ東京系で毎朝8時15分から放送中の韓流プレミア『王になった男』にハマっている。地上波初放送で、2012年のイ・ビョンホン主演同名韓国映画を大胆にテレビドラマ化。韓国では19年放送された。イ・ビョンホンが演じた朝鮮王朝十五代王・光海君をヨ・ジングが一人二役の難役を時に狂気を時にはやさしく演じている。中殿(王妃)役には、美貌の人気女優イ・セヨンが扮した。映画は『トンイ』のハン・ヒョジュ。全24話。
10月16日の第1話は、何気に見ていた。前日までは韓国歴史ドラマの巨匠イ・ビョンフン監督が手がけた『トンイ』全60話が終了。こちらは事実よりもラブロマンスに重きを置き、甘いケーキに砂糖をかけたドラマ。一転、『王に‐』はまるで映画を見ているような豪華な王宮のセットに驚き、衣装の豪華さにも目を見張る。回を重ねるごとにハマり、いまでは直前まで放送のNHKの朝ドラ『エール』よりも毎朝の楽しみになっている。映画は実在するものの品行がよくない朝鮮王だったが、こちらは雰囲気や王宮の役職などはそのままにしつつ大胆に脚色して、ドラマを見る限りどの王様かわからない。歴史の枠をはずせば、想像力がふくらみ「まさか、こんなにも…」と、とてもおもしろいのだ。日本語字幕付きで、韓国語で見るのがおすすめ!