ドルビーシネマ「Fukushima50」

2月19日、丸の内ピカデリーで、わが国初のドルビーシネマ「Fukushima50(フクシマフィフティ)」をマスコミ試写で見た。昨年秋、マスコミ披露試写会でも見たのだが、印象がガラリ変わるほど迫力満点の仕上げとなった。上映時間は2時間2分とまったく変わらないのにサウンド・画調がよりメリハリが加わって目に耳に響いた。冒頭にKADOKAWAの椿宜和プロデューサーが「海外版予告編と近くオンエアされるテレビスポットを本編前にご覧いただきます」と紹介。44年ぶりに復活した「読んでから見るか、見てから読むか 角川文庫」が近くテレビで見られるのはうれしい。3月6日公開。松竹=KADOKAWA共配。世界73か国で上映決定。
さて、ドルビーシネマとして装いも新たになった「Fukushima50」。井上伸一郎エグゼクティブプロデューサー(KADOKAWA代表取締役副社長)は本社発行「映画時報」1月号で『門田隆将さんの綿密な取材に基づく現場の状況を映画ならではの迫力と佐藤浩市さん、渡辺謙さんの迫真の演技で再現します』と言い、水素爆発なども事実に基づき再現。編集は廣志良氏に委ねハリウッド並みのサスペンスフルな場面展開でさすが。世の中は暗いが、国民必見映画でドルビーシネマはじめシネコンに足を運んでもらいたい。

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