コラム|OSK新橋演舞場公演

OSK日本歌劇団創立九十五周年記念「レビュー 夏のおどり」が31日から3日まで、新橋演舞場で公演。第一部「桜鏡-~夢幻義経譚~」(作・演出・振付尾上菊之丞)と第二部「Brilliant Wave~百年への鼓動~」(作・演出中村一徳)の2本立て。トップスター高世麻央はじめ37人が舞台狭しと踊る姿はライバル宝塚歌劇団をしのぐほど。第一部は和物、第二部はグランド・レビュー。演出に宝塚からベテラン演出家を迎えている。プログラムの松竹迫本淳一社長のあいさつで「大正十一年、松竹創業者のひとりである白井松次郎の発案により大阪で誕生した『松竹楽劇部』が前身となっております。関西地区を拠点に活動の幅を広げ続け“ダンスのOSK”の呼び名にふさわしい華やかな舞台で今日まで愛され続けた劇団」と紹介している通り、和物・洋物にこだわらず、ひたすらけい古に打ち込んできた賜物である。目の肥えた東京のファンにも満足してもらえたことだろう。初日終演後、安孫子正副社長(演劇本部長)が関係者やファンから熱烈な祝福を受けていたことでわかる。宝塚歌劇団は3年前に百周年。新たな気持ちで精力的に活動している。OSKも百年を目指し、ますますの活躍を祈るばかりである。

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