WB「ハリーポッター」施設開業へ

読売新聞3日付朝刊1面で「としまえん跡ハリポタ施設 テーマパーク23年春めど ワーナー一部借地」と派手にスクープ。各紙夕刊で後追い(新聞業界用語です!)した。同紙によると、アメリカのハリウッドメジャースタジオであるワーナー・ブラザースが、世界中で大ヒットを続ける人気シリーズ映画「ハリー・ポッター」のテーマパークを2023年春をめどに東京都内にオープンさせることがわかった。東京都練馬区にある都市型遊園地「としまえん」(運営・所有西武グループ、約20㌶)が今年以降に閉鎖したあと、ワーナーが跡地の一部を借りて作る。テーマパークは、撮影に使われた映画セットを見学できるイギリス・ロンドンにある施設を参考に検討が進められており、巨大な魔法学校のホールや商店街、鉄道などのセットを散策したり、魔法の杖など小道具を間近に見ることができる“スタジオ型”。乗り物型アクション中心のユニバーサル・スタジオ(カリフォルニア)や大阪のUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)とは異なるタイプとなる。残る施設跡は東京都が買収して一帯を大規模公園として整備する方針。大阪では、USJ開業で既存の遊園地がどんどんなくなった。京阪グループ「ひらパー」が孤軍奮闘中。京都の「東映太秦映画村」もまだまだがんばってほしいものだ。