「勝ち残る」「消える」大学

毎日新聞出版が発行している「週刊エコノミスト」12月3日号は、特集「勝ち残る消える大学」を組んでいる。見出しは色刷りで「勝ち残る」と「消える」を印刷しているので「勝ち残る大学」「消える大学」と読むのだろう。特集ページの小見出しには『上位私大の入学定員厳格化による中小校の「延命」は、もはやこれまで。知恵を絞り、汗をかく大学だけが勝ち残る』とある。
平成12年から15年間、学校法人関西外国語大学の非常勤講師として「映画学」「マスコミ研究」のふたつの講座を担当。教え子には、河瀬直美監督の「沙羅双樹」で主演した兵頭佑香さん(短期大学部卒業)や映画会社やテレビ局へ就職した卒業生もいる。かつては、NHK大河ドラマの御所言葉指導でクレジットされた故・堀井令以知名誉教授らそうそうたる先生方がいたし、漫才のますだおかだの卒業校として名をはせた。同誌の「2019年キャビンアテンダント就職者数」をみると、120人を輩出する1位。近年はメディアにたびたび登場することも多くなってきた。一方、「全国社長出身大学ベスト20」をみると、1位日本大学が2万1581人とダントツ。2位は慶應義塾大学で1万650人、3位からは早稲田大学、4位明治大学、5位中央大学と続いている。