コラム|新・松竹映像センター

お台場にある「松竹映像センター」(久野達士社長)は、このほど4K対応のカラーグレーディングルームや松竹映画4千本の修復作業を目的としたレストアルームなど新設、7月から運用開始したが、8月3日に関係者を招き「内覧会」を開き、 n同社の阿部勉副社長は「これまでの施設はもちろん、新しいグレーディングルームは最新の4K対応で、新作・旧作を問わず作業可能。アーカイブのレストア作業もこれまで以上の仕上げ可能です」とあいさつ。松竹関連作品以外でも受注できるスタッフ体制もできているという。
松竹はさる5月、映像本部長の大角正常務直轄で「映像素材管理スタッフ」部門を新たに設け、これまで松竹作品の本篇、予告篇フィルムはじめ、さまざまな映像素材を直接管理するシステムをスタートさせた。阿部副社長によると「すでに本社との連携は始まっており、近くいろんな作品をお見せできるでしょう」と自信をみせる。この日は「男はつらいよ」シリーズ後期の一場面のグレーディング作業を公開、これまで不可能だった画面の一部分に絞っての作業も興味深く、ADRスタジオにナレーション収録可能なMA機能が加わり、オーディオ部門も関係者の注目を集めた。これからの松竹映像センターが楽しみだ。