三越日本橋「寅さん展」開催中

お盆休みの13日、東京・三越日本橋本店で開催中の『映画「男はつらいよ」50周年記念 みんなの寅さん展』(主催朝日新聞社、企画協力松竹)を見てきた。寅さんファンが大勢詰めかけて、思い出の作品を懐かしんだり、歴代マドンナの写真などを見ていた。12月27日から公開される22年ぶりの新作で第50作「男はつらいよ お帰り 寅さん」コーナーも人気。会場には、上映フィルムがオブジェのように展示されているのが印象的だった。
会場入り口の寅さん像横には、山田洋次監督の「展覧会開催に寄せて」が掲示されている。『「何か困っていることでもあるのかい?」 悲しい顔をしている人がいたら、寅さんは自分の非力を知りながらついそう声をかけないではいられない人間です。今は窮屈な時代です。何故か人々の気持ちにゆとりがなくなった。自己責任や生産性などという価値観にしばられて悲鳴を上げたいくらい。そんな時代について、寅さんはどんな感想を述べるでしょうか。(中略)窮屈でゆとりのなくなった今の時代を生きる皆さんに、寅さん像を通して、人間の価値について、人生について考えて欲しい。寛容さが寅さんを育み、その寛容さに甘えて寅さんのような男がのんびり生きていられるのだ、ということを考えていただきたい、と思います』と綴っている。19日まで。

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