NHK朝ドラ「なつぞら」好評

NHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」の評判がすこぶるよく、視聴率も好調がつづく。北海道で育った奥原なつ(広瀬すず)が東洋動画のアニメーターに成長していくストーリーだ。前半は草刈正雄扮するなつの育ての祖父が重要なポイントとなり、成長を支えていく。草刈の好演と相まってドラマの人気も上昇。
さらにドラマは「東京編」に移り、なつが一人前のアニメーターに成長していくのが、先週あたりから始まった。劇中ではわが国初のカラー長編漫画映画の「白蛇伝」(ドラマでは「白蛇姫」)を製作。なつはそのアイデアを出したという設定。モデルは実在のアニメーター。広瀬すずのまわりを、貫地谷しほりはじめ、井浦新、岡田将生らが囲んで競い合っている。朝ドラ100本目という節目なので、いつもは大河ドラマ担当のチーフディレクター木村隆文氏がチーフ演出を担っている。木村氏はオーソドックスな演出家で、筆者はNHK大阪放送局時代から知り合い、旧知の間柄。ところで、東洋動画のモデルは「東映動画」で現在の東映アニメーション。本社の東洋映画大杉社長が東映初代社長の大川博社長がモデルなのだろうか? 映画などのポスターは本物と似て非なるものを作成しているので、特定のモデルはいないのかもしれないが…。

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