2019年上半期ヒット商品番付

「日経MJ」(日本経済新聞社発行)が、6月5日付で「2019年上半期ヒット商品番付」を発表した。東の横綱は「令和」、それに対する西の横綱は「スマホペイ還元」。以下、東西の順で。大関は「10連休」に「任天堂“大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL”」、関脇は「東京五輪チケット」に「ダイナミックプライシング」、小結は「“樹木希林さん”本」に「翔んで埼玉」。ここで映画が初登場。東映配給「翔んで埼玉」の寸評は、埼玉をからかう自虐ネタ満載。SNSで話題となり興行収入は37億円。コラボ商品も続々となっている。
一方、下半期のトレンドカレンダーを見れば、7月19日には新海誠監督の新作「天気の子」(東宝配給)公開にはじまり、11月22日には「アナと雪の女王2」(ディズニー配給)、12月20日には「スター・ウォーズ/ザ・ライズ・オブ・スカイウォーカー(原題)」(同)と映画が3本入っている。ここに7月26日公開、山崎貴監督の「アルキメデスの大戦」(東宝配給)と12月には東映配給、周防正行監督最新作「カツベン!」、12月27日には待望の新作「男はつらいよ お帰り 寅さん」(松竹配給)を加えたい。また、7月19日には池袋に佐々木興業の新シネコン「グランドシネマサンシャイン」開業も控える。