コラム|大河ドラマの訂正「独眼竜政宗」

前回10日付「今日の話題」で、NHK大河ドラマ第25作「独眼竜政宗」のくだり。購読者から苦情が届いた。「独眼龍政宗」ではなく「独眼竜」で、全49回は全50回とのご指摘だった。CS放送銀河チャンネルで、10日放送の最終回「大往生」を見ました。確かに50回目。お詫びして訂正いたします。
ドラマの最終回は、これまでの総集編的な構成・脚本が多い中、ジェームス三木の脚本は戦国時代の奥州で覇者となり、徳川三代に仕えて、朝鮮の役、関ヶ原の戦いから大阪冬の陣・夏の陣を経て、仙台藩の初代藩主として大往生したという流れであった。原作は山岡荘八(伊達政宗)だが、脚本家が組み立て直した。渡辺謙主演だが、第一回から最終回まで登場したのは、政宗の生母役・お東の方(保春院)を演じた岩下志麻。仲たがいもあったが、終生政宗の心の支えとなったという長編の“母もの”を見た思い。いつも座右には、山田風太郎の「人間臨終図巻」上・中・下(角川文庫)を置いている。六十九歳で死んだ人々の項に「伊達政宗」が載っている。紹介すると、一六三六年「五月二十四日朝、手水をすませたのち、床の上で西方を合掌礼拝し、死後みだりに死顔を人にみせるな、と遺言して、午前六時ごろ、独眼竜政宗のもう一つの眼、左眼も永遠にとじられた」とあった。

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