OSK心斎橋角座の夜公演

「レビュー春のおどり」などで知られるOSK日本歌劇団が1月12日からDAIHATSU心斎橋角座で訪日外国人(インバウンド)向けの夜公演・エンターテイメントショー!「REVUE JAPAN~GEISHA&SAMURAI」(作・演出・振付花柳基)をスタート。大阪府がナイトカルチャー発掘・創出事業の一環として、2017年末から心斎橋角座の前身・道頓堀角座でスタートさせたもので、舞台も勇壮な獅子の姿を表現した「毛振り」や蜘蛛女と武士との決闘を演じる和物レビューに仕上げている。
出演は、朔矢しゅう、天輝レオ、登堂結斗、唯城ありす、結菜ほのり、涼乃あゆ、せいら純翔といった若手が演じ、外国人の観客に扇子を使った舞いのレッスンや朔矢ら生徒との記念撮影にも応じて連日拍手喝さいの舞台となっている。今月は22日、24日、29日、31日でいずれも19時開演。観劇料金は三千円。
OSKは1922年(大正11年)、大阪松竹座新開場に伴い、白井松次郎社長(当時)の発案で創設。今年97年周年を迎え、100周年も間近。松竹から近鉄の経営を経て現在に至るが、かつては「歌の宝塚、ダンスのOSK」と呼ばれた。現在はホームグラウンドだった大阪松竹座や京都南座、3月公演もある新橋演舞場で華麗な舞台を披露している。