コラム|レイモンド・チョウ氏死去

あのブルース・リーやジャッキー・チェン映画のプロデューサーとして一世を風靡した香港映画界の巨星、レイモンド・チョウ氏が11月2日亡くなった。91歳。キャリー・ラム香港行政長官が追悼コメントを出すなど大物だった。チョウ氏は香港の映画会社ショウ・ブラザーズ社で活躍後、70年ゴールデン・ハーベスト社を設立。リーやジャッキーのほか「Mr BOO!」のホイ兄弟、サモ・ハン・キンポーら多彩なスターを擁していた。73年末に日本公開されるや大ヒットした「燃えよドラゴン」(ワーナー・ブラザース映画配給)ではホイ兄弟以外出演している。ジャッキーはエキストラ出演で、何役にも扮した。
70年代はリーと組み「ドラゴン危機一発」「ドラゴン怒りの鉄拳」「ドラゴンへの道」「死亡遊戯」やジミー・ウォング「片腕ドラゴン」など。80年代はジャッキーと「ヤングマスター/師弟出馬」(80)「ポリス・ストーリー香港国際警察」(85~)シリーズやハリウッド進出した「キャノンボール」(81)「キャノンボール2」(83)など600本以上製作した。東宝東和配給(「-への道」は東映洋画部配給)。「-危機一発」から見る「製作」の香港映画クレジット「製片」を気にかけ、チョウさんの名前を見るたびに“何か?”あると思って見ていた記憶が甦ってきた。