コラム|五輪映画は河瀬直美監督

2020年開催される東京オリンピック・パラリンピックの公式映画監督にカンヌ国際映画祭の常連、河瀬直美監督(49)が就任したと同大会組織委員会が発表、記者会見を開いた。河瀬監督は「大変驚いています。映画監督になったのは、このためだったんじゃないかと思った」ときっぱり。また「私にしか撮れないものがある。独自性も試されます」と決意を披露。さらに東北大震災からの復興、ボランティアのたちも描かれる。高校時代はバスケット選手。奈良県選抜で国体にも出場した。カンヌ映画祭など国際映画祭でいつも話題作を発表し続ける姿勢や作品の芸術性、ドキュメンタリー映画の経験などの理由で選出した。
21年春に完成後、国内外で公開の予定。
主な五輪映画は前回の東京大会(1964)で市川崑監督の演出に議論沸騰し「記録か芸術か」と国会で話題となったほか、冬季グルノーブル大会「白い恋人たち」(68)ではクロード・ルルーシュ監督とフランシス・レイ音楽で流麗な作品に仕上がった。札幌冬季大会「札幌オリンピック」(72)は篠田正浩監督、音楽が北海道出身で黒澤映画を手がけた佐藤勝氏が渾身の作曲・指揮した。オリンピックの公式映画は国際オリンピック委員会(IOC)と開催都市との契約で企画・製作が義務付けられている。

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