コラム|第43回報知映画賞読者投票始る

10月1日付スポーツ報知で「第43回報知映画賞」読者投票開始のお知らせと邦画・洋画候補作品リストがカラー見開きページを使い、大々的に掲載された。報知映画賞は、11月1日に締め切る読者投票をベースに、同映画賞事務局の審査を加え、個人部門は原則10人、作品部門は原則20作品、さらにアニメ5作品をノミネート。各賞は11月中旬に行われる選考委員会で決定。投票者の中から抽選でハワイ往復航空券など豪華賞品が当たるのも特色。
振り返ると、1976年(昭和51年)に第1回が始まった。作品賞を紹介すると、角川の「犬神家の一族」に始まり、初期は松竹「幸福の黄色いハンカチ」(77)、東宝「太陽を盗んだ男」(79)、松竹「蒲田行進曲」(82)などが並ぶ。85年から監督賞が加わり、森田芳光監督が選ばれ作品賞も東映「それから」。21世紀に入ると松竹「たそがれ清兵衛」(02)、東宝「ALWAYS三丁目の夕日」(05)、松竹「おくりびと」(08)、東宝・角川「沈まぬ太陽」(09)などが続く。特別賞では松竹「男はつらいよ」シリーズの渥美清さんが亡くなると特別賞を贈り、16年はアニメの東宝「君の名は。」が賞の対象にならず特別賞。翌年にはアニメ作品賞が生まれるなど世相を反映するビビッドな感覚も持ち合わせた映画賞。さて今年はどの映画が選ばれるだろうか。