コラム|ジョン・ウイリアムズとの邂逅

先日、「スター・ウォーズinコンサート」でひさしぶりに生演奏を聴き、作曲家ジョン・ウイリアムズが初来日し自らの指揮で「SWのテーマ」など映画音楽を演奏したことが走馬灯のように甦った。1987年(昭和62年)は、日本がバブル景気に突入したころだった。そんな時、ジョン・ウイリアムズ(当時55歳)が初来日するというニュースが飛び込んできた。指揮者として、ボストンポップスを率いて日本ツアーするというビッグニュース。スポンサーは証券会社で、90年と93年合わせて3回公演している。
その初来日最初の公演は、大阪・フェスティバルホール。この日、11月26日は第四木曜日。時差はあるものの「感謝祭」。インタビューは演奏会前に聞いた。舞台に登場するや、指揮棒をオーケストラに向かってまっすぐのばしてグイと真上に上げた瞬間「ジャーン」と、「スター・ウォーズのテーマ」が始まった。鳥肌が立った!「E.T.」から「地上での冒険」(フライングのテーマ)や「スーパーマンのテーマ」にはワクワクしながら身体が自然に動き出した。演奏が終わり、BOX席から「アンコール!」の声とともに拍手が最初に起きた。見ると、音楽好きの小林公平阪急電鉄社長(当時。のちに会長、宝塚歌劇団理事長、宝塚音楽学校長を歴任)だった。