聖林のオスカー会員

映画の本場・アメリカのハリウッド(聖林)でアカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミー(AMPAS)は現地時間の26日、新たな会員候補59か国928人に招待状を送付したと発表。史上最多となる人数となった。本人が受諾すると、毎年開催されるアカデミー賞の投票権を持つ会員資格を持つことになる。
日本からは、短編・長編アニメ部門に「君の名は。」の新海誠監督、「未来のミライ」の細田守監督、「この世界の片隅に」の片渕須直監督、「オー・ルーシー!」の平柳敦子監督、短編アニメ映画賞ノミネート「ネガティブ・スペース(原題)」の桑畑かほる監督、俳優部門にイッセー尾形と金城武、音楽部門に「海街diary」の菅野よう子、美術部門に「万引き家族」の三ツ松けいこ、脚本部門に園子温、メイク部門に「沈黙‐サイレンス‐」の渡辺典子の各氏が招待された。
今回は「白すぎるオスカー」との批判に対し「20年までに女性と非白人の会員数を倍増させる」(アイザック前会長)を実行するため歴代最多の招待状を送った。全員受諾すれば、全会員の女性比率は31%、非白人比率は16%となる予定。