お笑い界の頂点に立ち、世界的な映画監督のビートたけし(71歳)が3月末で所属事務所「オフィス北野」(東京都港区)を退社し独立すると14日付スポーツニッポンが報じた。スポーツ他紙は触れておらず、スクープとなった格好だ。たけしはすでにビジネスパートナーの女性と新会社を設立しており、新年度の4月から新たな事務所で活動する。弟子の「たけし軍団」メンバーには追随するメンバーもいるとかで、これからの映画製作にも影響しそう。たけし本人はもとより芸能界を揺るがす騒動に発展必死の状況になりそう。
現在の事務所の森昌行社長はスポニチの取材に対し退社・独立を認めたうえで、たけし本人が「軍団を含め、これまで背負ってきたものをいったん下ろしたい。自分の時間を増やしたい」(紙面から)と申し出ていることを明かした。同社は1986年、フライデー襲撃事件で太田プロを退社したたけしが森氏を誘い設立。映画監督は本名・北野武名義で脚本・編集・監督と八面六臂の活躍。3作目「あの夏、いちばん静かな海。」(91年)からは製作にも乗り出し森社長がプロデューサーを務めてきた。同社は「大打撃で、社名変更や規模縮小も考えなければ」と影響は計り知れない規模になりそうだ。
たけし独立、新事務所へ
