「サイレント・トーキョー」製作発表

東映配給、２０２０年12月公開「サイレント・トーキョー」（製作幹事東映＝電通）の製作発表会見が12月24日午後１時より渋谷・セルリアンタワー東急ホテルで、佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、中村倫也、広瀬アリス、井之脇海、勝地涼、波多野貴文監督が出席して行われた。本作はジョン・レノンの名曲「Happy Xmas(War Is Over)」にインスパイアされた作家・秦建日子の小説（河出文庫刊）の映画化で、クリスマス・イブの東京で連続爆破テロ事件に巻き込まれた人々を描くノンストップクライムサスペンス。
佐藤浩市は『私も俳優生活40年を迎え、頑張ってきた感があります。本作は現場に現れた謎の男役で今何も話せませんが、寒い栃木のオープンセットで延べ１万人のエキストラが参加した大変な撮影でした』。石田ゆり子は『想像しきれないサスペンスを自分の中に落とし込んで演じるのは大変でしたが、何気ない日常の生活がどれだけありがたいか感じる作品になると思います』。波多野貴文監督は『栃木県足利市に渋谷のセットを実寸大で作り、人々の多さと熱量が表現できていると思います。手持ちカメラを多用してカットを少なくし、実際にその場にいるような感覚を与えるようにしました』と話した。